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垂水区

垂水のいいね!スポット編

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瑞丘八幡神社(みずおかはちまんじんじゃ)

毎年1月18日~20日に行われる厄神祭には、多くの参拝者が訪れる垂水駅北側の高台にある「垂水の厄神さん」

 

縄文時代から多くの人に愛されてきたと言われている垂水。歴史が深い地だけに、これまでこのコーナーで紹介してきた「海神社」や「たたき地蔵」といったような神社仏閣が、数多く点在している。それらの中の1つが「瑞丘八幡神社」で、通称「垂水の厄神さん」。 同神社は、JR・山陽電車の各「垂水駅」から北に向かって徒歩10分ほどの場所にある。境内はそれほど広くは無いが、段差を利用して複数の建物が配されている。

また、昔ながらの植生を残したヤマモモやクロガネモチ、ヒメユズリハといった原始照葉樹林が鬱蒼と茂って敷地内に深い陰影を生み出し、神秘的な雰囲気を醸しだしている。実際、パワースポットとしても、密かに人気を集めているという。その同神社の宮崎和成宮司からいただいた「由緒略記」によると、通称名を「垂水厄神八幡神社」といい、その創祀年代は不詳。しかし、「垂水の古社である海神社が、主祭神、神功皇后の祭祀により創祀されたと伝えられており、その由縁から、往古より祀られていたと思料されている」と記載されている。つまり約1800年も前から、垂水の地で祀られてきた由緒ある古社ということになるかもしれない。

主祭神は、神功皇后(息長帯比売命)。その他にも、応神天皇(誉田別尊)、比咩大神(宗像三女神)、天満大神(菅原道真公)、荒大神(奥津彦神と奥津姫神)、豊太閤(豊臣秀吉公)を配祀している。なお、昭和6年(1931年)に菅原道真公などを祀る瑞丘社を合祀した際に、名称を「厄除八幡神社」から「瑞丘八幡神社」に変更している。  同神社は、福田川沿いに沿って設けられたバスの主路線にもなっている都市計画道路「垂水妙法寺線」の1本西側にある道に面している。そのため、神社の正面入り口前の道路は日頃、車も人も通る量はそれほど多くはない。ところが、毎年1月18日~20日に行われている「厄神祭」になるとこの道は人で溢れ返る。何でも、この3日間に数万人の参拝者が訪れるというから、まさに垂水の一大イベントと言っていいだろう。宮崎宮司は、「厄除開運や健康長寿、家内安全を祈る行事である厄神祭の歴史は古く、江戸時代に厄除開運の神として崇敬を集めるようになった頃から行われてきたと聞いています」と言う。同神社はこのような長い歴史があることから地元の人から親しみを込めて「垂水の厄神さん」と呼ばれるようになったのであろう。

そのほかにも菅原道真公を祀っていることから5月25日には、子どもたちの学問の向上や無事成長を祈り小学生の行燈掛けが行われる「天神祭」。10月11日には、子ども神輿の巡行があったり、西垂水太鼓の宮入、陸の自棄獅子の奉納が行われたりする「例祭(秋祭)」も行われているので、これらの祭事に訪ねてみるのもいいだろう。なお、「垂水駅」のすぐ南には「海神社」もあるので、両社を一緒にお参りすると御利益がいっそうあるかもしれない。

 

《瑞丘八幡神社データ》
[住所]垂水区高丸1丁目3-5
[連絡先]078-707-3654
[時間]24時間開放
[アクセス]JR・山陽電鉄「垂水駅」から北へ 約800m(徒歩約10分)
[URL]http://www.eonet.ne.jp/~trumiyakujin/

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