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神戸の花で神戸の街を飾る「街の彩(いろどり)ガーデン」

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神戸の花で神戸の街を飾る「街の彩(いろどり)ガーデン」秋バージョンが神戸市役所などに設置された。今回初めて神戸市西区役所(西区玉津町)にも9月11日(金)~23日(水)まで飾られ、訪れた人たちの目を楽しませた。 (主催/神戸市経済観光局農水産課)

神戸市は温暖で晴天が多い気候が花の栽培に適しており、四季折々に多くの切花や花壇苗が生産されている。市内で生産されている花の美しさと、その産地を広く知ってもらおうと2014年から神戸市役所1号館1階ロビーで神戸産の花の展示を開始した。その後、神戸空港やデュオこうべなどにも展示場所を拡大。毎年5月から翌2月まで年間5回、季節折々の花を飾っている。

 今回の秋バージョンは神戸市役所で9月11日(金)~23日(水)、デュオこうべで9月16日(水)~23日(水)まで北区山田町産の菊の切花と西区伊川谷町産の花壇苗が飾られた。初設置となった西区役所1階エントランスには、西区伊川谷町産のケイトウや五色トウガラシの切花約30本とペンタスやキキョウ、西区の花であるナデシコなどの花壇苗約200鉢を使用。色とりどりの花々で秋らしく華やかに、西区マスコットキャラクター「神戸ウエストン」とともに来場者をお出迎え。同役所に訪れた60歳代の女性は「秋らしいシックな雰囲気できれいね」と華やかな展示を楽しんでいた。

西区伊川谷町では、一年を通じて約400万鉢の多種多様な花壇苗を栽培。根の張りが良く、植え付けてからの育ちが良いことが市場での高評価となり、関西の中でも有数の産地となっている。日頃から神戸市役所1号館の玄関や東遊園地付近の花壇にはマリーゴールドやベゴニア、パンジーなど多くの伊川谷町産の花壇苗が植栽されている。

今後は12月に神戸産のトルコギキョウやストック、来年2月には神戸チューリップを使用した展示が予定されている。神戸市経済観光局農水産課係長の建部勝彦さんは「神戸の花を飾ることで市民の皆様を元気づけたいです。これからはパンジーやビオラが旬を迎えます。家で過ごす時間が増えているので花を飾って雰囲気を明るく変えてみませんか」と呼び掛けた。  ※伊川谷町産の花壇苗は、「六甲のめぐみ(西区押部谷町)」で販売中。モスグリーン色のポットが目印。

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