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親子で作るケーキ教室

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9月5日(土)、中央卸売市場本場(兵庫区中之島)の関連中央棟2階調理室で、親子で作るケーキ教室が開催され、親子12組が巨峰やいちじくを使った季節のフルーツミニパイ作りを楽しんだ。(主催/マーケットピア神戸株式会社)

「中央市場の料理教室」を企画・運営しているマーケットピア神戸株式会社は、市場ならではの新鮮な食材を使い子どもから大人まで楽しめる多彩な料理教室を毎月開催。親子ケーキ教室もそのひとつで旬の果物や野菜を使ったケーキ作りは毎回抽選になるほどの大人気。限られた時間内で小さな子どもも失敗のないシンプルメニューを選び「楽しかった!」「うまくいった!」という成功体験から食べることへの興味につながっていけばと開催している。

左から、板倉瑞季ちゃん、葉琉さん姉弟

井出さん親子

この日のメニューは、サクサクパイの中にカスタードクリームを敷き詰め季節のフルーツをトッピングした「季節のフルーツミニパイ」。講師の瓶子美佐さんがパイ生地を取り出しカット方法を伝えると、子どもたちは真剣な表情で包丁を握り、母親に手伝ってもらいながら形を整えた。その後生地に卵黄を塗り、パイ生地の中央にフォークで穴をあけてオーブンへ。パイが焼ける間にメインのカスタードクリーム作りに挑戦。参加者は瓶子さんからコツを教わり手伝ってもらいながら、砂糖・卵・小麦粉・牛乳を使い、なめらかなで香り豊かなカスタードクリームに仕上げた。味見した子どもたちは「おいしいね」と笑顔。きつね色に焼けたパイ生地に冷やしたカスタードクリームをたっぷりのせると、子どもたちはカットした巨峰といちじくを思い思いにトッピング。生クリームを飾り、個性豊かなフルーツミニパイを完成させた。

住友さん親子

明石市大久保町から毎月のように参加し今回で9回目という板倉翔子さん親子は「小さな子にはにちょっと難しいかなと思うことは事前にやっていただいているので、子どもたちも喜んで参加しています」と笑顔。長女の葉琉さん(5歳)と長男の瑞季ちゃん(3歳)は「楽しかった。早くお家で食べたい」と声を弾ませた。垂水区五色山から2回目の参加という井出恵子さんは「前回のムースのお菓子がおいしくて引き続き申し込みました。次回も抽選で選ばれるよう願っています」と話し、パティシエが夢だという長女の詩織さん(霞ヶ丘小1年・7歳)は「飾り付けが上手にできてうれしかった」とはにかんだ。  料理教室マネージャーの小坂泰子さんは「10月からの教室では、中央市場のスペシャリストから食材について学ぶ食育の時間も設けます。ぜひご参加ください」と呼びかけた。  10月はハロウィンにちなんでかぼちゃのモンブラン、11月は柿のタルト、12月は大人気のクリスマスケーキの予定。

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