なないろの集い ボランティア交流会〜笑って学ぼう!〜
当日は、西区ボランティアセンターに登録し既に活動をしている22のグループと、これから活動を始めたいと考えている個人を含む約80人が参加。普段接する機会の少ないボランティア同士が集い、交流の場を持った。ボランティアの有志が実行委員となり、企画や司会も行うようになってからは4回目の交流会となる。
※栗木剛(くりきつよし)さん/神戸大学教育学部(現 国際人間科学部)特殊教育科卒。「mottoひょうご」の事務局長、コミュニケーション麻雀協会理事をつとめる。「楽しくなくっちゃ講演会じゃない」をモットーにしたユニークな講演で人気。
はじめに、全国で年間280本の講演をつとめ、自身も学生時代からボランティア活動を行う、栗木剛(くりきつよし)さんの講演会と、参加者同士の交流タイムが設けられた。テーマは「あらゆる活動に役立つコミュニケーション方法」。堅苦しい表現だが、栗木さんがボランティアをするきっかけとなった自身の面白エピソードを話しはじめると一気に場が和んだ。「なぜ今日ここに来ることになったか」「ボランティアを続けている理由は?」など初めて同席した参加者同士で語り合う時間がもたれたが、〝喋らなければ伝わらない!〟との栗木さんの語りかけでそれぞれなごやかに会話が弾み、自然とコミュニケーションが取れる流れになっていった。
また栗木さんからは、コミュニケーションの1つとしてティッシュを使った手品が伝授され参加者は興味津々。各テーブルで実践練習も。和太鼓ボランティアの女性(西区竹の台)は「栗木さんの楽しいお話しの仕方が勉強になりました。イベント司会のお手本にしたいです。手品もやってみます」と話した。
※森政章さん
「自分たちは出来ないけど確かこんな活動してた団体があったなと、ボランティア同士の横の繋がりを作って欲しい」と話すのは、ボランティア講座を受講した男性で結成されたボランティアグループ「男組1号」の代表であり、実行委員会代表の森政章さん(須磨区緑が丘)。そして、「『人のための何か』という視点より、自分が活動することで人々とつながり、楽しさや生きがいを実感して欲しい 」と話した。