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須磨区

ひまわりのアレンジメント作り

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6月28日(日)神戸総合運動公園内グリーンアリーナ神戸(須磨区緑台)で、魅力あっぷセミナー「ひまわりのアレンジメント作り」が催された。(主催/公益財団法人 神戸市公園緑化協会)

このイベントは同公園の魅力を知ってもらおうと、園内の自然と触れあいながら学び体験する「魅力あっぷセミナー」の一環で、毎月さまざまなテーマで開催している。この日は園内で育てたひまわりを使った夏らしいアレンジメント作りで、昨年に続き2回目となる。講師を務めたのは同公園スタッフの奥田恵美子さん。参加者たちはマスク着用で体調チェックシート項目にサインをしてから入室。会場の座席は間隔も十分に確保されており、定員を調整して開かれた。 園内の「コスモスの丘」ではひまわり五千本が見頃を迎え、今回のアレンジメント用に小さめのひまわりも育てられたという。スタッフが朝にひまわりやあじさいなどを摘み取り準備していた。

最初に牛乳の空きパックに水を含ませた吸水スポンジを入れて土台が完成すると、まずは主役となる大きめのひまわりを3本選び、三角を描くように挿していく。「バランスが大切で花の向きをそれぞれ別々の方向にするのがコツ」とアドバイスする奥田さん。その後、色とりどりの花材ごとにポイントを聞きながら順番に挿していった。「スプレーカーネーションは少し低い位置に挿した方がバランス良く見えるよ。一輪ずつ切ってから挿してもOK」「花は上向きに挿して」と各テーブルを回りながら具体的にアドバイス。

続いてグリーンと呼ばれる葉物を加えることでアクセントとなる。「レザーファン」という葉を短く切って吸水スポンジが見えないように土台周りに挿したり、細長い葉は手で裂いて結んだりペン先で丸めるなどアレンジして花を引き立たせた。

田野友里葉さん(竹の台小4年)は「前後のバランスを見ながら挿すのが難しかった。家のテーブルに飾りたい」と笑顔を見せた。矢島千夏子さん(竹の台小4年)、櫻子さん(同1年)姉妹は「花が好きなので楽しかった。葉っぱの形が気に入ってる」と微笑んだ。母親の華子さんは「今は子ども向けのイベントが少ないので息抜きになればと思い参加しました。花に触れる機会となりうれしかったです」と話した。最後にきれいな色のペーパーで包んでリボンでラッピングすると一気に華やかさが増し、参加者たちは大事に持ち帰っていた。

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