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西区

第26回こどもフォーラム

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2月1日(土)、学園都市キャンパススクエア(西区学園西町)のリバティホール2階で、第26回こどもフォーラムが青少年育成協議会学園・太山寺支部の主催で開催された。

同フォーラムでは、地域の小学校、中学校、高等学校の児童・生徒が交流しながら、「安心・安全なまちづくり」をメインテーマに意見交換をする。今回は身近なインターネット・パソコンなどについて考えた。当日の会場設営や受付・司会進行などを太山寺中学校と伊川谷北高校の生徒会が担当。地域の小学校(太山寺小・小寺小・東町小)の4年生が参加した。  参加児童の緊張をほぐすためはじめに地域の大人の参加者を巻き込みゲームをスタート。「ひたすらジャンケン」では連続3回勝つまでいろんな人とジャンケンするゲームで場を盛り上げた。

アドバイザーの役割で参加したのは兵庫県立大学の環境人間学部の松村友慎(ともまさ)さん、吉田航(わたる)さん、東等(とうら)有希さん、西村澪さん。4人は同大学の竹内准教授が主催する一般社団法人ソーシャルメディア研究会に所属し、普段から中学校などに出向きグループディスカッションに携わるなど交流活動をしている。

会場では事前に集計した小中高生へのアンケート結果が提示された。内容は携帯・スマホ所持率から日常的にネットに接続しているか、動画やSNSなどスマホで一番使用することは?という問い。1日に3時間以上ネットに接続するという回答の人は「遅く寝る・イライラする・勉強に自信が無い」という傾向に。SNSでは「すぐチェック、返信する」。またゲームに課金している、ネットで買い物する、自分の顔写真を投稿しているという回答もあり、中には「ネット上で喧嘩したことがある・面識がない人とSNSでつながり、実際に会ったことがある」などの実例があった。

東町小学校 鈴木祐介先生

太山寺中学校 星輝幸校長

太山寺小学校 八尾信幸先生

小寺小学校 小村裕紘先生

アンケート結果をふまえ、各テーブルで改善方法を考えた。小林晏大(はると)くん(小寺小)は「早寝早起きするのがいいと思うので、30分でオフになるアプリを起動したらいい!」とのアイデアを。積極的にグループをまとめていた大石健斗くん(中2)と赤塚結衣さん(中1)は「インターネットは悪いことだけではないので、便利に楽しめる点も確認できればいいと思う」と話し、小学生らが意見を出しやすいようサポートした。  最後に、全員で「宣言づくり」をし「ネット3か条」を決めた。〝①ネットは使用時間を決めよう! ②SNS 他人と交流 いと・こわし! ③仲間との絆を大切に!〟。

参加した学校関係者らは「大人がもっとしっかりせなあかんな」「これからはネット3か条を守ってほしい」「4年生だけでなく他の学年にも聞いてほしい内容だった」など感想を述べた。

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