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垂水区

垂水のいいね!人物編 葵スタディスペース 塾長 安部 祐一さん

2020年2月26日号掲載

子どもの未来を見つめ、一人ひとりに寄り添う

葵スタディスペース 塾長 安部 祐一さん

星陵台にある「葵スタディスペース」は、五色山で実績を持つ「個別集団葵塾」の姉妹校として昨年夏に開校した。学力や目標に合わせた個別指導とやる気を促す独自の学習方法で、生徒や保護者から口コミで好評だという。教室はおしゃれな図書館かカフェのような開放的な空間だ。

塾長の安部先生によると、最初に立ち上げた葵塾は一軒家まるごと塾の教室にしたが、今回の教室は生徒に喜んでもらおうと、広々とした空間を作ったそうだ。「私たちの塾は、全力で子どもと親の味方になります。勉強に関する不安を希望に変えて、子どもも親も笑顔になってほしいんです」とにこやかな表情で語る。「家庭で集中できない子どもさんが勉強したくなる、やる気が出るようにするのが得意です」。上から目線の指示は決してしない、常に子どもの目線に合わせて話しかける。二児の父親でもある安部先生のまなざしはやさしい。生徒たちから絶大な人気があるというのもうなずける。

安部先生は、小学生の時は進学塾に通い毎日遅くまで猛烈に勉強し、県内有名高校へ。高校生から大学まではボクシングに打ち込みライセンスも取得した。卒業後、飲食関連の会社に就職、料理の腕を磨いた。しかし、もっと人の役に立ちたいと模索し、看護師を目指す勉強中に塾の講師の仕事を始めたことが転機になった。さまざまな経験を持つからこそ、広い視野で子どもの将来を考えて指導にあたることができるのだろう。

葵スタディスペースに通うのは、小学生から高校生まで。基礎からもう一度勉強したい、中学の授業についていきたい、公立高校に行きたい、難関大学を目指したい… さまざまな理由で通い始めた生徒たち。入塾テストはない。通塾の日時を自由に決められるので、お稽古事や部活動とも両立できる。「学校の勉強がうまくいかないと、子どもも親も不安で家庭内でもギクシャクしてしまう。成績が原因でネガティブな気持ちで学校生活を送ってほしくないし、自信をなくして夢を諦めてほしくない。学力向上が直近の目標ですが、自ら学ぶことを通じて、大人になって困難に立ち向かう思考力、粘り強く解決する力をつけてほしい」と語る。楽しく勉強できる場所になるように、集中しやすい空間、学習効率を高める教材など工夫を凝らし、経験豊富な講師陣が生徒一人ひとりと向き合っている。

葵スタディスペース
垂水区霞ヶ丘7-9-25 グレース霞ヶ丘ビル2F
TEL:078-742-8219

フロントページ

個別集団葵塾
垂水区五色山2-5-23
TEL:078-647-8719

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