淡路のいいね!旬のおいしいもの編 淡路島3年とらふぐ
2020年2月12日号掲載
天然ものには負けません!淡路島3年とらふぐ
ふぐの王様とらふぐは、今が旬。今回は「休暇村 南淡路」の「淡路島3年とらふぐ」料理を紹介しよう。
福良湾に浮かぶ養殖筏
天然のふぐの漁獲量は年々減少、市場では養殖ものが主流になっている。海水温の変化がストレスとなり、病気となってしまうほどデリケートなふぐは、養殖がもっとも難しいと言われる。稚魚から2年目に成長するまでに、病死や自然死で半数ちかくに減ってしまうことから、通常2年で出荷するが、淡路島南端の福良では、30年前から3年もののとらふぐの養殖をしている。潮の流れが速い鳴門海峡近くの福良湾は、水温が低く、ふぐの養殖に恵まれた環境ではあるが、3年目に成長するまでにさらに減ってしまうリスクは、常に抱えている。それでも3年ものにこだわる理由は、肉質と旨味が断然ちがうから。
左から3年もの、2年もの、1年もの
ふぐは高タンパク質で低カロリー、皮にはコラーゲンがたっぷり!旨味成分のグルタミン酸やイノシン酸が豊富だから、味にコクがあり、コリっとした食感が魅力。「淡路島3年とらふぐ」は味、食感ともに、天然ものに負けない味わい。「休暇村 南淡路」では、てっさ、てっちり、ふぐ焼き、唐揚げ、茶碗蒸し、白子の天ぷらなど、旬のとらふぐをたっぷりと堪能できる懐石を用意している。
「素材の良さ、料理の質、量ともご満足いただけます。冬に一番!人気の淡路島3年とらふぐの懐石を是非ご賞味ください」
透き通るような美しさの「てっさ」
「淡路島3年とらふぐ懐石>と他に、リーズナブルな「ふぐ懐石」も。どちらも2020年3月28日まで。詳しくは「休暇村 南淡路」のホームページで検索を。
<取材協力>
休暇村 南淡路
住所 南あわじ市福良丙870-1
tel 0799-52-0291
https://www.qkamura.or.jp/awaji/