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親子で楽しむ昔あそび「わ」んだーらんど

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1月19日(日)、こべっこランド(神戸市総合児童センター・中央区東川崎町)の7階こべっこホールと研修室で、親子で楽しむ昔あそび「わ」んだーらんどが開催され、幼児から小学生の親子約400人が参加した。 主催/神戸市社会協議会神戸市児童センター

わらい届け隊によるちんどん屋

こべっこランドではコマまわしなどの昔あそびやスポーツ吹き矢などを通して冬の寒い一日を親子で楽しんでもらおうと、昨年に引き続き開催。「NPO法人社会還元センターグループわ」の、むかしあそび研究会・うらしまたろう・健康吹き矢・わらい届け隊の4団体60人が親子を歓迎した。

岸本真理子さん・真緒さん親子

尾嵜心和さん

会場にはコマまわし・けん玉・紙トンボの昔あそびや、皿回し、スポーツ吹き矢、ターゲットボールが用意されあちらこちらで「できた~」と歓声があがり、賑わっていた。ステージでは、ちんどん屋姿で登場した「わらい届け隊」によるマジックや「手のひらを太陽に」などの曲に合わせたダンスがあり、人気の「パプリカ」では子どもたちもステージに上がり一緒にダンスを楽しんだ。  研修室では、バルーンアートで剣やカメ、ウサギ、花を作り、子どもたちは風車づくりやぶんぶんごま、あやとり、お手玉などに挑戦した。牛乳パックで作った「はねかえる」はオタマジャクシの絵を押すと「ポン!」と大きく跳ねてカエルの絵に変わる仕掛けで、子どもたちに大人気。何度も押して遊んでいた。

参加者の岸本真理子さん(長田区山下町)は「あやとりのやり方をすっかり忘れてしまっていて教えてもらいました。懐かしく、楽しかったです」と話し、風車づくり初挑戦の娘の真緒さん(小1)は「むずかしかったけど楽しかった」と笑顔を見せた。

左から「わ」の阪田國彦さん、阿部文隆さん、岸野清美さん、南譲二さん

「グループわ」の南譲二副理事長は「ボール遊びが禁止されている公園があるなど、子どもたちの遊び方が変わってきた。手を使って遊んだりいろいろな体験を通して、スクスクと育ってくれることが一番!」と目を細めた。

※NPO法人社会還元センターグループわ/  神戸市シルバーカレッジ(しあわせの村)のボランティアグループの集合。福祉、環境保全や啓発活動、国際協力、生活文化の伝承などの活動をしている。

しあわせの村で5月ワイワイストリート、8月夏休み工作塾を毎年開催、今年10月にはハロウィン仮装大会を検討中。

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