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須磨区

新春恒例 もちつき大会

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1月15日(土)、新春恒例の「もちつき大会」が北須磨文化センター(須磨区中落合)で行われ、幼児から小学生の親子連れが参加し、もちつきを楽しんだ。

藤本咲空さん

藤本茜さん

もちつき大会が始まる午前10時には1階ロビーに多くの親子連れが集った。待ちに待ったもち米が蒸し上がり石うすに移されると、職員がある程度もちに仕上げ、いよいよ子どもたちによるもちつき大会が始まった。集まった幼児から小学生の子どもたちは列をなし、順番に子ども用のきねを持って「1・2・3…」と職員のかけ声に合わせて10回真剣な表情でもちをついた。職員が「まだ大丈夫?」と聞くと多くの子どもたちは「うん」と答えさらに5回続けてついた。子どもたちが挑戦した後は親たちがきねを持つ。「ご主人の顔と思って」「オッ!力が入ってきましたね~」など職員の池田英基さんのかけ声が会場の笑いを誘う。ロビーは「ヨイショ~、ヨイショ~!」の声援や、「ぺったん、ぺったん」というもちをつく音が響き渡り、にぎやかなもちつき大会となった。

つきたてのもちはその場で職員により丸められた。2個ずつパックに詰められたもちは新年のあいさつ文が添えられ、参加者やセンター利用者に手渡された。この日は11升のもち米を用意、1升ずつ餅つきが行われ、200パックが配られた。須磨区中落合の山本優琉ちゃん(6)と陸稀ちゃん(4)は「楽しかった」と声を揃え、母親の真弥佳さんは「餅つきは初めて。長くつくと腰にきますね」と笑顔で話した。井村颯佑ちゃん(4)は「あんこ、きなこで早く食べた~い」と心待ちにしている様子だった。

ロビーにはお正月行事「書初めコーナー」も開設され、もちつきの後、子どもたちが思い思いに書初めを楽しんだ。筆を使って書を書くのは初めてという藤本咲空さん(小2)は「書くことが好き。思ったより上手く書けて楽しかった」と笑顔をみせた。

平橋碧葉ちゃん、陽翔くん姉弟

もちつき行事は数年前からノロウイルスが猛威をふるい、行事を中止している地域や学校が多い。同センターでも中止にするか検討していたが、消毒液を用意しつきたての餅は自宅で火を通して食べてもらうことで、地域の人や子どもたちに喜んでもらおうと今年も開催にいたった。照喜名悟センター長は「今年も多くの子どもたちや親御さんに喜んでもらえてよかった。当センターは3世代に利用してもらうことを目指して、土日には親子ふれあい行事を用意しています。ぜひ本年もご家族でお出かけください」と呼びかけた。

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