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須磨区

The12th New Year Mini Meeting

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1月12日(日)、「The12th New Year Mini Meeting」が開催され、神戸総合運動公園サブ球場前P18駐車場(須磨区緑台)に県内外から英国車のクラシックミニやミニフレンズ358台が勢揃いした。 主催/NYMM実行委員会

この企画は新年初頭に神戸で開催されるクラシックミニ中心のイベントで、ミニをこよなく愛する人たちが繋がり、仲良くなるきっかけにと12年前から始まった。20代から30代の若手10人が実行委員となり、加賀山敬之さん(28)が2代目実行委員長を努めている。

参加したクラシックミニは神戸や姫路、大阪などの関西地区をはじめ、熊本や福岡、愛媛、徳島、山口や広島、浜松などの県外ナンバーも多く、車体にイギリスの国旗を立て、場の雰囲気を盛り上げるグループもあった。  会場ではフリーマーケットが並び、オリジナルキーホルダーや布のバッグなどのミニ専用雑貨や、ミニ車の部品販売、CDや書籍などオシャレな飲食店の出店もあった。毎年記念販売される限定30台のミニカーはマニアから大人気。ビートルズの曲が流れる会場で、参加者はゆっくりとコーヒーを飲みながら思い思いに交流を楽しんだ。

小関久美さん

加賀山敬之さん

ミニ愛好家グループ「AMツーリング(オートメモリー)」では毎月第一日曜日10時につくはら湖に集まり、元町や丹波篠山などへツーリングを行っている。ミニを愛好して20年の同グループ代表・小関久美さんは「ミニに乗っている人に悪い人はいない」と笑い「ミニは車やモノではなく恋人や家族のような存在」とはにかんだ。同メンバーの門前喜康さん(西区樫野台)も「ミニは生きもの。一台たりとも同じデザインはなく、乗り心地も一台一台違う」と熱く魅力を語る。2年前からミニを愛好しているミュージシャンの、柴田和雄さん和子さん夫妻(大阪市平野区)は「大山で初めてミニの集まりに参加し、ここに来ました。愛好者同士の交流など雰囲気がすごく楽しい」と笑顔をみせた。

門前喜康さん

柴田和雄さん、和子さん夫妻

加賀山さんは「ミニに乗るだけで職業や年齢を超えて色んな人たちが繋がり、この車ならではの面白さがある。旧車の文化がなくならないよう続けていくことが目標。来年もよろしくお願いします」と参加者に呼びかけた。

※ミニ/(Mini)イギリスのブリティッシュ・モーター・コーポレーション(BMC)が生んだ大衆車。2001年にドイツのBMW社が商標を取得し開発。BMWのミニが登場したことで、初代「ミニ」は「クラシックミニ」「BMCミニ」「ローバーミニ」とも呼ばれる。

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