編集記事

西区

手づくり会「ファンタジースノードーム」

記事 手づくり会「ファンタジースノードーム」のアイキャッチ画像

12月22日(日)西図書館(西区糀台)内の絵本コーナーにて、手づくり会「ファンタジースノードーム」が開催された。

偶数月の第4日曜日に行われている人気の幼児、小学生対象のイベントで、親子でも参加できる。当日にも「今から参加できますか?」と問い合わせを複数受けるほど盛況だった。事前に申し込んだ7組15人の参加者は、まず図書館職員の春本貴洋さんによる絵本の読み聞かせを楽しんだ。待ち遠しいクリスマスがもうすぐですね!と、クリスマスをテーマにした絵本「まどからおくりもの」「きょうりゅうたちのクリスマス」「しずかな、クリスマスのほん」「クリスマスツリーをかざろう」を順に読み進める春本さん。

続いて、子どもたちお待ちかねのスノードームづくりに取り掛かった。職員の久吉真弥さんの説明を聞き、用意された小さな画用紙(約3センチ四方)に、それぞれが好きな絵を描いた。雪だるまや、雪うさぎ、クリスマスツリー、トーマスなど、子どもたちは真剣なまなざしで描いていた。

山本悠真(はるま)くん(5歳・西区)の母親は「以前この会でびっくり箱を作ったことがあり、帰宅してからもまた自分で作って楽しんでいました。家にあるもので季節のおもちゃなどを手づくりできるのがいいですね」と話した。絵をラミネートしペットボトルに入れ、飾りのキラキラ素材を加え、最後に液体(洗濯液体のり:水=1:1)を容器いっぱいに注ぎ入れる。蓋をした上からマスキングテープで固定し完成。

市の広報を見て初めて参加したという牧野祐斗(ゆうと・年中)くん、斗真(とうま・2才)ちゃんの母親(井吹台東町)は「絵本に親しんでくれたらとは思うけれど男の子2人なので図書館に足を踏み入れるのは、勇気が必要でした。絵本の読み聞かせも2人とも聞き入っていたので、びっくりしました。また機会があればぜひ参加したい」と笑顔で話した。参加者たちは、それぞれ出来上がったスノードームを手にして会場を後にした。

カテゴリー