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2019ひょうご専門学校フェスタ~しごと体験♪わくわくランド~

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11月24日(日)神戸ハーバーランドデュオドーム(中央区東川崎町)で「2019ひょうご専門学校フェスタ~しごと体験♪わくわくランド~」が開催された。 主催/公益社団法人 兵庫県専修学校各種学校連合会

今年で2回目となる専門学校ならではの魅力を分かりやすく紹介する同フェスタ。県内の私立専門学校23校が一堂に会し、生徒たちによるさまざまなプログラムが実施された。高校卒業後の進路選択肢を広げてもらいたいと昨年は高校生のみ対象だったが、今年からは小・中学生も対象に。楽しみながら仕事体験ができるとあって、昨年を大きく上回る約1500人が訪れた。

会場には10種類の職業体験ブースが並んでいた。ファッションのブース「デザイン画を描いてみよう」ではファッションデザイン画が用意されており、インクマーカーを用いたプロの着色方法を学び、色付けを体験。ヘア・ビューティーのブース「かわいいヘアアレンジ体験」ではマネキンの髪に三つ編みをしたり、バリカンで刈ることができた。希望者はヘアアレンジを受けられるため長い行列ができ、参加者は編み込みヘアのコツなどプロのテクニックを教わった。

農業のブースでは専修学校猪名川甲英高等学院(川辺郡)の生徒が、種から育てたという色とりどりのビオラの中から好きな花を選んで定植体験。植え替えた苗は持ち帰ることができた。また学校敷地で育てた5種類の花をドライフラワーにしたミニ花束づくりも人気だった。ステージでは声優タレント学科の生徒による「アフレコショー」やヘアアレンジとメイクを施す「ブライダル和装・洋装のヘアショー」など日頃の学習の成果を発揮。「トリミングドッグショー」では神戸ブレーメン動物専門学校(中央区)の生徒が犬の人形を使ってカラーリングやカットを披露した。

参加者の松村日莉さん(春日野小5年)は「将来はトリマーになりたい」と目を輝かせた。母親の幸恵さんは自身が美容師でもあり「子どもには手に職を付けてほしいですね」と話した。兵庫県のマスコットキャラクター「はばタン」はコックや医療、農業の衣装に着替えて登場。これは神戸女子洋裁専門学校(長田区)の生徒が職業に関連した衣装を制作したもの。

クリスマスをテーマにしたマジパン細工やドローン作品の展示、個別の進路相談ブースなど盛りだくさんの内容となっていた。主催者は「専門学校生は県内で就職することが多いので地元に根ざし、兵庫の発展に繋がれば」と語った。

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