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須磨区

生山ヒジキさんのなわとび教室

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10月26日(土)市立北須磨文化センター(須磨区中落合)で「キッズスポーツフェスティバル 生山ヒジキさんのなわとび教室」が開かれ、小学生37人が参加した。 (主催/公益財団法人 神戸市スポーツ協会、アシックスジャパン株式会社)

北須磨文化センターでは毎年10月に、子どもたちが楽しく遊びながら体を動かせるさまざまなプログラムを開催。小学校の体育の授業で学習する「なわとび」に対する苦手意識をなくし、楽しさや魅力に気づくきっかけになればと今年はプロなわとびプレーヤーの生山ヒジキさんを講師に迎え、小学生を対象になわとび教室が催された。

会場に登場した生山さんは自己紹介を兼ねてパフォーマンスを披露。音楽に合わせた高難度の技やアクロバティックな動きの連続に子どもたちは釘付け。ギネス世界記録を9つ(取材時)更新した生山さんが、世界で2人しか出来ないという大技 「後ろ五重跳び」を行うと大きな歓声が上がった。

なわとびを使った準備運動から始まり、遊びを交えながら基本動作を練習。「前跳びは縄が目の高さにきた時にジャンプすると、上手く跳べるよ」「上手になるヒントは縄の持ち方」と手本を見せながら説明する生山さん。  続いて、交差跳びでは手の動作やタイミング、前跳びとは異なる縄の持ち方を指導。二重跳びは適正な縄の長さやリズムの取り方を説明した。生山さんのユーモアたっぷりで分かりやすいアドバイスに、子どもたちは終始笑顔で楽しそうに何度も練習する姿が見られた。

ほかには「なわとびの格好いい決めポーズを教えるよ」と縄を操りポーズ。「コツがつかめると簡単にできるからやってみて」と呼び掛けた。柊木陽樹くん(雲中小4年)は「教えてもらった持ち方に変えたら二重跳びが出来た」と大喜び。妹の月那ちゃん(同2年)は「楽しかった。もっと練習して上手になりたい」と目を輝かせた。母親の小百合さんは「プロの縄跳びを目の前で見ることができ、いい刺激になったのでは」と感想を話した。

最後にジャンケン大会が行われ、勝者にはとびなわが贈られた。教室終了後も生山さんの周りには指導を受けたい子どもたちで人だかりができ、生山さんからのアドバイスを聞き漏らすまいと熱心に聞き入っていた。

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