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垂水区

垂水のいいね!人物編 バトントワリング 栗山 真佑実さん

2019年11月13日号掲載

バトントワリングの魅力を伝えたい

一般社団法人 日本バトン協会一級指導員・神戸市バトン協会認定講師
栗山 真佑実(くりやままゆみ)さん

パレードやイベントなどで華やかに演技するバトントワリング。高い身体能力やリズム感が養われるスポーツ競技として発展し、世界中で親しまれている。とはいえ、日本ではまだメジャーなスポーツではなく、学校の部活動も少ないのが現状だ。栗山真佑実さんは、バトントワリングの魅力をより多くの人に知ってもらい、競技人口を増やしたいと活動を続けている。

物心ついた頃からバトンに親しんできた栗山さん。バトンスクールを運営し、現在、神戸市バトン協会の理事長も務める母の影響でバトンを始めた。「オムツをしている頃からバトンをおもちゃに遊んでいた」と言うくらい、バトンとともに成長した。小学生の時は学校にバトンクラブがなかったので、友達を誘い中心となってクラブを作った。中高生の時は部活動がなかったためスクールでレッスンを続け、18歳になると指導者の資格を取り、自分の競技と同時に指導者としても活動するようになった。大学では「バトントワリングの普及と発展」という卒論も書いたという。

バトンの魅力を尋ねると「体操競技の動きやダンスや表現など、いろいろな要素が合わさっていること」だという。「技の習得には地道な練習が必要なので忍耐力がつきます。難しい技ができるようになった喜びもその分大きい。身体能力だけでなく、チームで演技する機会が増えるとコミュニケーション能力も磨かれます」「魅力はいろいろあるけど、人との出会いが一番。私自身バトンを続けてきたから、たくさんの素晴らしい仲間と出会えたと思う」と語ってくれた。

現在は指導者として、小さい子どもから大人まで幅広い年代を教え、バトンの魅力を伝えている。「70歳代の方もいますし、男性トワラーも増えてますよ。全くの初心者でも楽しめます」と言う。神戸まつりのパレードに毎年参加するほか、消防局の出初式や神戸港に入港する外国客船の歓迎イベントなど神戸市の行事に参加する機会も多いそうだ。講習会や体験会も随時開催。バトンを触るのが初めてという子どもたちも「楽しい!」と目を輝かせているそうだ。

◎現在メンバー募集中!
M♡princessバトン&チアダンス(神戸市バトン協会加盟団体)
日時:第2・4日曜日
   9:30~10:15(チアダンスクラス)
   10:20~11:10(バトンクラス)
場所:コミュセン舞多聞
対象:4歳から(男女)
問合せ:神戸市バトン協会 TEL.090-6918-9751
※西区・北区・中央区の神戸市バトン協会加盟団体による体験会も随時開催。気軽に問合せください。

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