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垂水区

垂水のいいね!人物編 koccha-waccha(コッチャワッチャ) 岸 頌二郎さん

2019年10月23日号掲載

和紅茶のやさしい味わいに魅せられて

koccha-waccha (コッチャワッチャ)
岸 頌二郎さん

今、静かなブームとなっている「和紅茶」。各地の茶園で主に日本茶として生産されている茶葉を使った日本生まれの紅茶である。垂水区霞ヶ丘で和紅茶の専門販売店「koccha-waccha」を運営する岸 頌二郎さんにお話を伺った。

岸さんと和紅茶との出会いは3年前。奈良で開催された「地紅茶サミット」に行った時に「飲んでみたら、すごく美味しかった。今まで味わったことのないやさしい味わい」に感動した。その時飲んだのが、和紅茶ブランドとして知られるuturina(ウツリナ)。奈良県田原地区で無農薬・化学肥料不使用の自然農法で育てられた茶葉で、渋みのないスッキリした飲み口とほのかな自然の甘みが特長だ。当時、勤めていた化粧品の会社を辞めて独立しようと考えていた。「産地によって違ういろんな味わいを楽しめるのも良い。この美味しさをもっと知ってもらいたい」その時の気持ちがスタートとなっている。前職の経験を元にネット上に専門店を立ちあげたが「和紅茶」そのものを知らない人も多く、普及に力を入れた。ショッピングモールや地域のイベントで出店したり、カフェで試飲販売会を開いたり、SNSで発信したり…。本業であるデザインの技術を生かし、撮影、商品のキャッチコピー、ウェブ制作、パンレットの印刷など自分で手がける。少しずつ知名度も上がり、現在は兵庫県神河町産など7産地9種類を販売している。リピーターのファンも増えてきた。「今もいろんなイベントに出店していますよ。紅茶独特の渋みが苦手という人も、ひと口飲んで『美味しい ! これなら飲めるわ』って言ってもらえるとうれしいですね」と、出会いを楽しみながら活動している。

和紅茶の一番の魅力は「やさしさ」だという。日本の土地で育った茶葉だから日本人の味覚に合い、日本茶と同じようにストレートで飲むと染み渡るようなやさしい味わいが広がる。岸さんは「忙しい1日をリセットするリラックスタイムを持ってほしい。そんなお茶の時間の選択肢のひとつとして気軽に和紅茶を選んでもらえたら」と話す。

11月10日は「和紅茶の日」。深まる秋のひとときに和紅茶をゆっくり味わってみたい。ギフトにもおすすめだ。

 

〈koccha-waccha (コッチャワッチャ)〉
和紅茶の専門販売店(ネット通販専門)
※お求めはインターネットショップから
info@koccha-waccha.com
https://www.koccha-waccha.com

〈商品取扱店舗〉
◎保護猫カフェcat cafe しましま屋
垂水区神田町2-3
◎cafe & kitchen komadori (こまどり)
垂水区五色山5-1-55

《イベント出店予定》
with LOVE TARUMI
垂水駅前いかなご広場
2019年11月23日(土・祝) 10:00〜17:00(予定)

 

 

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