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夏休み親子滑走路ウォーク2019

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7月20日(土)神戸空港(神戸市中央区)にて「夏休み親子滑走路ウォーク2019」が開催された。(主催/関西エアポート株式会社)

空港の滑走路を実際に歩くという同企画は珍しい体験ができると申し込みが殺到、およそ80倍の抽選から選ばれた親子109人が、営業開始前の早朝の神戸空港に集合した。

参加者たちは朝4時半から受付と金属探知機による手荷物検査を順次終え部屋で待機。5時過ぎには3台のバスに分乗し、フォロミーカーと呼ばれる黄色い車に先導され、ゆっくりと制限区域内である滑走路へと向かった。

滑走路灯は光度がタップ1からタップ5まで明るさの調整ができ、その日の状況でパイロットから見えやすい明るさを設定する。当日は曇り空でタップ4に設定とのこと。滑走路上での注意事項や説明を受けいよいよ到着!関西3空港公式キャラクターの「そらやん」がお出迎え。

朝日さん親子

岐阜県から家族で参加した朝日さんは、父親の崇光(たかみつ)さんがインターネットでイベントを見つけて申し込んだ。小学4年の裕生(ゆうき)くんは「滑走路が長かった!」と興奮気味に話し、崇光さんも「貴重な体験が出来ました。毎年やって欲しいですね」と家族でイベントを楽しんだ様子。時々、鳥よけの爆音機の大きな音が鳴る中、参加者は思い思いに写真撮影などを楽しみ、「冬に滑走路が凍ることはありますか?」「最近、何か滑走路に落ちていたものはありますか?」などスタッフへ質問をしていた。

石坂さん親子

 

香乃さん(中1)、優太くん(小1)と両親の家族4人で参加した北区の石坂さんも父親の基樹さんが申し込み、「滅多に出来ない経験なので、実は自分が楽しみにしていました」と笑った。

 

放水アーチ

記念撮影が行われイベント終了。行きと同じようにフォロミーカーに先導されバスが戻る際、滑走路の脇に位置する神戸空港消防隊からサプライズの「放水アーチ」があり、バスは水のアーチをくぐり抜けてターミナルへと戻った。放水アーチは空港では到着した航空機に行う歓迎のセレモニー。大人も子どもも感慨深いイベントとなった。

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