垂水のいいね!旬のおいしいもの編 たこ姿焼
2019年7月24日号掲載
迫力満点!たこ姿焼
淡路島の特産品、真たこを一匹丸ごとプレス!今回は、道の駅東浦ターミナルパークにある 大人気「やま高」のたこ姿焼を紹介しよう。
プレス機から湯気が立ち、漂う香りに食欲がそそられる…。ぶ厚い鉄板の蓋を開けて現れたのは、見事ペッタンコにプレスされた一匹のたこ。
たこ姿焼は、淡路島で獲れた真たこに、下味と片栗粉をつけプレス機にかけること約3分。表面パリッと、たこはプリッとほどよい弾力。ジューシーで濃いめの味にピリッと辛味が効いている。「酒によく合うあて(肴)を」という思いから作られたので、ビールが美味しいこの時期にはたまらない!約500ℊほどのたこを使用しているからボリュームも満点だ。
「淡路島のたこは、潮の流れが激しいから筋肉質。それと、鹿ノ瀬のエビなどを食べているから美味しいと言われています」(「やま高」市吉 和人さん)
鹿ノ瀬とは、淡路島沖にある水深8メートルほどの潮流が作り上げた砂の丘陵地帯。淡路島の真たこは、そこにいるワタリガニやエビを餌にしているグルメだこというわけだ。そんなたこをギュッと凝縮した旨味、見ためのインパクトが人気となり、2014年に行われた兵庫県「道の駅名産品総選挙」では第1位に。休日ともなれば多くの人が訪れ、6台あるプレス機をフル稼働して対応している。ドライブの休憩に立ち寄ってみてはいかがだろうか。また、真空パックにして地方発送もしているので詳しくは『たこ姿焼』で検索を。
【写真上】プレスした時に足がキレイに広がるように、切れ目を入れている
【写真中】ふたを閉めて、プレス中! (市吉さん)
【写真下】たこ姿焼の出来上がり!
希望者はその場で 食べやすいように切ってもらえるが、「インスタに投稿する人はそのまま切らないで、と言われますね」(市吉さん)
たこ姿焼 1,280円(税込)
《取材協力》
道の駅 東浦ターミナルパーク 東浦地域物産館 たこ姿焼「やま高」
〈所在地〉兵庫県淡路市浦657番地
〈T E L 〉0799-74-2707
〈定休日〉年中無休
〈営業時間〉9:00~17:00
〈アクセス〉神戸淡路自動車道東浦ICから車ですぐ
〈駐車場〉大型車9台、普通車113台、身障者用4台