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西区

ハーバリウム講座

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5月20日(月)太山寺児童館(西区学園西町)でママカフェ講座(企画・運営/ボランティアグループ「ぽかぽか」)が開催された。

今回のテーマは「ハーバリウム講座」。10人の母親が子どもをスタッフに預けて、日本ハーバリウム協会認定講師のplus de luxe ユキさんの指導のもと、ガラスボトルに入った思い思いのハーバリウム作品を仕上げた。

今回用意された花材は、プリザーブドフラワーのかすみ草、シルバーデージー、あじさいと木の実のペッパーベリー。ハーバリウムはオイルを使うので、水分が残っているとカビなどの原因になるため生花は使わず、プリザーブドフラワーやドライフラワーなどを使用する。容器にするガラスボトルも十分に乾燥させたものを使う。

まずガラスボトルに入れていく前に、どんな作品にしたいのかデザインを考えながら、花材の量やカットする位置を決めていくことがポイントになる。花材は、それぞれ長さを変えてカットし、短いものを下からつめていく。ピンセットで位置を調整したり、花材同士の引っ掛かりを調整しながらつめていき、最後にハーバリウムオイルをそそぎ、キャップを締めると出来上がり。丸い花材の隙間に細かい花材をつめると華やかになる。選んだ花材の素材感や色合い次第で、カラフルなバリエーションを生み出すことが出来る。

ハーバリウムオイルは、服などに付着するとシミになる場合があるので、液漏れに注意する。光が当たった方が綺麗だが、直射日光に当てると退色劣化が早いので避けるようにする。水遣りなどの手入れが不要で、保存状態により数カ月から1年ほど美しい状態で観賞できるといわれている。花の色が褪せてきたら食用油と同様に廃棄する。「初心者でも楽しみながら制作できることが魅力です」とplus de luxe ユキさんは話す。  初めて同講座に参加した母親は「10カ月の子どもと参加しましたが、スタッフの方が面倒を見てくれるので集中出来ました。久しぶりに自分の時間が持てました」と笑顔。

作品を完成させた後は、ママカフェに遊びに来ていた親子と合流して、お茶を飲みながら談笑していた。1歳5カ月の琉偉(るい)くんと参加したトリム愛香(まなか)さんは「ママカフェでは情報交換が出来ますし、講座では自宅で出来ないことが出来るのでリフレッシュになります」と微笑む。

ぽかぽか代表の村瀬瑠美さんは「妊娠中のお母さんや子育て中のお母さんたちの出会いとくつろぎの場所となるようにスタッフ一同でお待ちしています」と呼びかけている。

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