D-ラーニング『こども探偵団』

6月28日(日)、D-ラーニング『こども探偵団』~すべての情報を信じるな!真実を見つけ出せ~ゲームで学ぶ「情報リテラシー」が西区役所5階地域活動支援コーナーで午前と午後の2回開催され、各回定員約20人が参加した。(共催/西区役所・西区連合婦人会 協力/神戸市外国語大学 学生教育団体LearnBo(ランボ))
「D-ラーニング」のDは多様性を表す「Diversity(ダイバーシティ)」の頭文字。同イベントは、子どもの視野を広げ、将来の選択肢を増やすことを目的とした小学生向けの多様な学びの場で、西区内の大学や企業の協力のもと年2回開催されている。
今回は「情報リテラシー」をテーマに、子どもたちが探偵団の一員になり、まちで起きた事件を解決するミッションに挑む。集まった証拠には、真実もあれば、まぎらわしい嘘も混じっている。仲間と話し合い、それらが正しい情報なのかを見極め、事件の真相に迫る。20人ほどの参加者の中には探偵になりきるアイテムとして大きな虫眼鏡を持参する子もいた。
まずは低学年・高学年別に3~5人のグループに分かれる。低学年のグループには、問題の難易度を変え、わかりやすい説明にするなど「学生教育団体ランボ」のメンバーが工夫した。テーブルに着くと各自名札を作成し、自己紹介から始まった。ランボのメンバーもニックネームの名札をつけた。次に情報リテラシーに関するクイズでウォーミングアップ。「SNSに投稿したら危険な情報はどれ?」「地震が起きた!地震の情報はどこから得ればいい?」などの問題が出され、話し合いながら答えを探していく。
そしていよいよ〈事件簿ファイル〉が各班に渡され、担当する事件の謎を解く。このファイルには「サイン入りボールが盗まれた」「柿が食べられてしまった!犯人は誰?」など事件の詳細が書かれている。事件に関する情報や容疑者について書かれた〈証拠カード〉も渡され、犯人は、会場にいる「ランボ」の学生の中にいるという設定で進められた。証拠カードの情報は信憑性のあるものか、どうしてそう思うかなど、班のメンバーで話し合う。参考資料として容疑者の足跡のコピーや防犯カメラの映像写真なども見ることができた。真剣に事件に向き合っているところに、ランボのメンバーが手助けに入り解決へと進めていく。最後に、班ごとに推理した犯人、その理由などを発表した。
様子を見守っていた保護者は「前回の食育のイベントが楽しかったようでまた参加した。人数的にも楽しめて、天候に左右されないので安心して参加できる」と話した。参加者は「2時間ずっと頭をフル回転させ、頑張った」と満足な様子。共催の婦人会のメンバーは「情報リテラシーのクイズも正解し、子どもたちはよく理解している」と感心した。「情報はすぐに信じない、情報を疑うことは大切、これからもさまざまな情報と接するときにこのことを忘れないで」と会は締めくくられた。
