たまろっとフェスタ2026

6月14日(日)西区玉津庁舎(西区玉津町)で、玉津のつどい場 たまろっとリニューアル2周年記念イベント「たまろっとフェスタ2026」が行われ、約2500人が訪れた。
(主催/玉津のつどい場 たまろっと)
2024年6月16日に地域交流の場としてリニューアルし、丸2年を迎えた玉津庁舎(旧西区役所)。2周年を記念して地域や人の魅力を再発見できるイベントが開催された。
1階の西区の食・野菜コーナーでは、ふれあい喫茶が開かれたり、西区産の野菜や国産小麦、自家製酵母を使ったお弁当やパンが販売され買い求める人の列ができていた。
キッズコーナーでは魚つりゲームやワークショップが開かれた。〈神戸市助産師会西区会〉のブースでは赤ちゃんの抱っこ&おんぶ体験が行われた。リアルな赤ちゃんの人形を使い正しい抱っことおんぶの方法を説明。子どもはこわごわ、大人は懐かしそうに赤ちゃんの人形を抱っこしながら、正しい方法を学んだ。赤ちゃんのお尻は大人のヘソより高く、膝はお尻より高く開脚させてぴったり密着すると、抱く側の腰への負担が減らせたり、赤ちゃんの健全な股関節の発育につながると解説があった。
屋外には、はたらく車コーナーが設けられた。「地震体験車・ゆれるん」では震度6強の揺れを体験できた。〈神戸西警察署・機動隊〉からはパトカー、白バイに加え、兵庫県下で1台しかない高性能救助車「ウニモグ」が登場し試乗できた。災害時にあらゆる路面を乗り越え、救助に向かえる機能が搭載されている。はたらく車の紹介とともに、昨今被害が増えているニセ警察詐欺、SNS型投資・ロマンス詐欺などの特殊詐欺の被害防止の啓発も行われた。
自然あそびコーナーでは〈摩耶堂製薬株式会社〉による、おくすり草のそめもの教室が行われた。原料である生薬から漢方薬を作る際に出る残りカスを利用してハンカチを染める体験ができた。残りカスは染物のほかに肥料としても再利用できるという。このワークショップでは、整腸作用のある植物・オオバクの残りカスを利用した。あらかじめ白く残したい部分を輪ゴムで縛った後に、オオバクを煮た液に入れると鮮やかな黄色に染まった。親子で参加した杠葉梨乃さん(5歳)は初めての染物体験だと話し、「楽しかった」と笑顔を見せた。
4階のたまつホールではカリンバの演奏やダンス、手話パフォーマンスなどのステージが行われ、来場者を楽しませた。ミーティングルームではベビーマッサージ教室〈fuku fuku〉によるワークショップが人気を集めていた。講師は保育士の島野るみさん。初めての子育ての際、保育士だから大丈夫と思っていたのに、夜泣きでなかなか寝かしつけができず悩まされた。そんな時にベビーマッサージに助けられた経験から「触れる」寝かしつけでママたちを救いたいと活動を開始したと話す。片山伊吹ちゃん(10カ月)と参加した保護者は「マッサージをすることで、リラックスしてくれた」と効果を実感。体験後には家族みんなで手形アートも作成した。
玉津支所地域活性化担当係長の北面淳平さんは「1・2年目は施設を知ってもらうためにイベントを積極的に開催しました。3年目となる今年はたまろっとの利用者同士が繋がり、新たな活動やイベントを生み出すサポートにも取り組んでいます。今後も地域の交流が生まれる場づくりに取り組んでいきます」と語った。