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須磨区

和の手はじまり講座

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 6月9日(火)須磨区文化センター(須磨区中島町)で、須磨区あじさい講座「季節と手でわたしを整える 和の手はじまり講座」が行われた。(主催/一般社団法人神戸市婦人団体協議会)
 講師はセラピストの〈くるくるゆるり〉主宰・服部伸子さん。暦や季節のリズムを知り、自然を感じながら生活に取り入れることで、体のリズムを整える方法を伝えている。
 取材日の6月は暦の上で陰陽が切り替わる季節の変わり目で、梅雨のみずみずしさと夏の力強いエネルギーが交差する時期。6月5日頃から二十四節気の「芒種(ぼうしゅ。稲などの穀物の種を蒔く時期のこと)」に入る。梅雨に入って湿度が上がり、体には湿が溜まりやすくなる。この時期の体は、外気の高い湿度によって水分代謝が滞りやすくなるため、重だるい、頭が重い、むくむ、胃腸の調子がすっきりしないといった症状が出やすくなる。乱れがちな自律神経を整えるために、汗や排せつで余分な水分を外へ出し、滞った巡りをスムーズにしてあげることが心地よく過ごす鍵となるという。体内の余分な熱を冷まし、水分を排出してくれるのにオススメの食材はきゅうり、冬瓜などの瓜類。また、梅やらっきょうはクエン酸が疲労を回復し、殺菌作用で梅雨時の胃腸を守ると話があった。
 次に手を使い、体の感覚を取り戻すセルフケアについて。忙しい日常や季節の揺らぎで外に向きがちな意識を、優しく自分の内側へと戻していく。がんばってほぐそうとするのではなく、自分の感覚をていねいに味わうことから始めていく。むくみが溜まりやすい足元には、足首とふくらはぎを解放するためのセルフケアが効果的。手のひら全体で包み込むように触れ、内側からじわっと温まるのを待った後に足首を優しく揺らすことで、滞った水の巡りを上へと還していくことができる。
 セラピストとしてさまざまな体に触れる服部さんは、その人の生活スタイル、仕事などを指先から感じ取ることがきるといい、これを「体を読む」と呼んでいると話した。「まずは自分の手で優しく自分に触れながら、自分で自分を感じることが大切です。感情を豊かに、心地よく生きるヒントは手の柔軟性から始まります。毎日、一生懸命動いてくれているあなたの手は触れる心地よさを思い出すことで、眠っていた豊かな感性が目覚め始めます」と語った。技法を伝えるための実践講座やジュニアセラピスト体験の活動にも今後、力を入れていきたいと話す。「ニューエルダー(50代以降)の方々が持つ経験や生活の知恵を言葉にして子や孫に伝える手段として、講座を活用してもらえたらうれしいです。生き心地の良い環境を自分で整えていく方法をたくさんの人に知ってもらえるような活動をしていきたいです」とほほ笑んだ。

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