神戸高塚高校「地域創造類型まちづくり卒業発表会」

12月19日(金)西神中央ホール(西区美賀多台)で、兵庫県立神戸高塚高等学校(西区美賀多台)40回生による「地域創造類型まちづくり卒業発表会」が開催された。
同校の地域創造類型では3年間を通じて週に1時間「特色探究」の授業があり、2年生以降は週2時間の「地域創造」関連の授業が行われる。仲間とともに地域の課題に取り組み、発信力・解決力を身につけることを目指すカリキュラムで、西神中央地域でのさまざまな行事に参加。高校生の視点からまちの魅力を見つけ、地域と交流が行われてきた。
3年生の高校生活の集大成として〝高校生が地域(西神中央)を盛り上げる~ありがとうの輪が広がる西神中央での取り組みを手掛かりに~〟をテーマに、在校生のほかに地域住民や保護者を招いた卒業発表会が開かれた。これまでの活動の成果を高校生にも人気が高い複数のテレビ番組を模した形式で、スクリーンに映し出された動画と舞台上のリアルタイムの演出を組み合わせて「地域活性課による地域紹介番組~地域に愛されて40周年!神戸高塚2時間SP~」と題し、発表した。
テレビ番組『THE突破ファイル』を再現したコーナーでは「雨で盛り上がらない行事をどうやって突破した?」など、会場とやり取りしながらクイズ形式で行われた。『水曜日のダウンタウン』の再現では、途中で動画が流れないハプニングが起きるも、司会の機転で一発ギャグが繰り広げられ、会場に笑いが起き、とっさの対応力とチームワークの良さで乗り切っていた。
8人の男女が織りなす恋愛リアリティショー『今日、好きになりました。』再現コーナーでは、実際の文化祭での映像を動画で流しながら進行した。各コーナーは、これまで開催したイベントや先生とのエピソードがちりばめられ、3年間を笑いを交えながら振り返ることができるシナリオが考えられていた。
最後は来場者を巻き込んで、『8時だョ!全員集合』の早口言葉のコーナーを再現。多くのイベントで生徒をサポートしてきた西区青少年育成協議会美賀多台支部の柴田さんにもマイクが向けられた。監督を務めた髙田稜生さん(3年)は「柴田さんへの恩返しの気持ちで登場していただきました。卒業発表会は仲間のおかげで間違いなく高校生活の中で1番の思い出になりました」と話した。同じく監督の菅野桜さん(3年)は「一人ひとりがアイデアを出し、見ていただく人に楽しんでもらえるように話し合いました。テレビ番組風の編集はかなり手をかける必要があり、とても大変でしたが、どんな人が見ても内容がわかりやすいよう見やすさを心がけました。監督を任された時はうれしい反面不安な気持ちもありましたが、メンバーが心を一つに最後まで全力で取り組む力をくれました。3年間がんばって、集大成を披露できてよかったです」と振り返った。
西区役所地域協働課の東伸也さんは、発表会を見守り「見ている人を楽しませようという想いが伝わった。これからも西区と連携し地域を盛り上げて行きましょう」と呼びかけた。同校地域創造類型推進部長の安田博貴教諭は「よくがんばって、過去一のものを作り上げてくれました。堂々としていました。ここでしかできないことを体現してくれたと思います。これからの人生でこの経験を役立ててほしいです」と生徒たちにエールを送った。

