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木製家具メンテナンスのワークショップ

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12月6日(土)、すまいるネット(長田区二葉町)で、木製家具メンテナンスのワークショップが開催され、約30人が参加した。(主催/すまいるネット)

神戸市すまいの安心支援センター(愛称/すまいるネット)は、〝神戸市の公的なすまいの総合窓口〟としてすまいに関する無料相談や情報提供、普及啓発などを行っている。

木質建材プラットフォーム「シェアウッズ」代表の山崎正夫さんを講師に迎え、木の家具や道具を長く使うためのメンテナンスの基本を学ぶワークショップが開かれた。山崎さんは木材の流通をコーディネートし、健全な森林の持続を目指す木材コーディネーターとして、六甲山の木材を活用するためのさまざまな取り組みを行っている。

はじめに、六甲山の木材の種類についてや活用事例の紹介があり、林業の現状も解説した。日本の国土面積に占める森林面積は約67%だが、近年は人が山に入らなくなり放置されている森林が多く、山崎さんは「山とまちの交流を増やしていきたい」と考えていることを伝えた。

続いて、参加者は用意された神戸市産のスギ、ヒノキと東南アジア産のラワンから木材を1つ選び、ミニチュアハウス作りを行った。家の形の木材を紙やすりでやすり掛けし、色を付けて完成。木材によって香りや質感が違うことを感じながら、滑らかになるようにやすりをかけていった。

次に5年ほど使用した木製テーブルをメンテナンスする実演が行われた。木材についた汚れは、水拭き掃除に使うフローリング用洗剤を高機能スポンジに少しつけ、軽く擦ると汚れが落ちる。また、小さな凹み傷の補修の実演もあった。木製品の良い状態を長く保つには、オイルとワックスを混ぜたものをコテバケ、木端などの道具を使いながら塗り込むと適度な保湿で木が蘇る。5年に1度程度行うと良いと話があった。

東灘区から参加の山田さんは「実際にやらせてもらえて、方法がわかったので、自宅のチークのダイニングテ―ブルをメンテナンスしようと思います」と意気込みを見せた。下枝京さんは「思ったより汚れがとれて驚いた。自宅の外で使用している机とイスのメンテナンスをやってみます。自分でやると大切に使いたい気持ちが増すと思います」と話した。
山崎さんは「木製家具も自分で手を加えて快適に使えるようにし、大切に長く使ってもらえたらうれしいです」と語った。


山崎さんによる傷の補修の実演

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