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第8回 鉄人ダンスフェス

3月17日(日)、ダンスの祭典「第8回 鉄人ダンスフェス」が鉄人広場(長田区若松町)で開催され、多くの観客が詰めかけた。

鉄人広場を活用した地域活性化のイベントとして区民の意見を取り入れ始まった同イベントは、プロ・アマ問わずジャンルを超えたスタイルのダンスフェス。今年で8回目となる。年々参加チームが増え、現在では兵庫県下最大級のダンスフェスティバルになっている。今年は神戸のみならず、加古川、大阪、和歌山から39団体が参加し87チーム、約500人が集まった。

広場内に設けられた特設ステージでは、華やかな衣装に身を包んだキッズから大人のダンサーたちが、軽快なヒップホップダンスをはじめブレイクダンス、美しいメロディで踊るフラダンスなどさまざまな演舞を披露した。熱いダンスパフォーマンスは午前11時から夕方5時まで休むことなく繰り広げられ、会場から大きな拍手が沸き起こっていた。

西区、垂水区、長田区、明石市教室の25人で参加した〝エースターズ〟の来未さん(五位の池小4年)は「楽しかった。おばあちゃんやお友だちが観に来てくれたので頑張れた」と笑顔。ジェームス山で練習を重ねている大人6人グループ〝ルーフジャンク〟の宮地国広さんは「ダンスは生きがい。百歳目指して仲間と踊り続けたい」と話していた。観客席でリズムに乗りながら観覧していた30代の姉妹は「年々ダンスチームが増え、ダンスが根付いてきたことを感じる。とくにキッズたちのエネルギーがすごい」と感動していた。

 

主催したNPO法人KOBE鉄人PROJECTの岡田誠司さんは「春の風物詩として定着してもらいたい。これからも鉄人ダンスフェスの参加を目指して励んでもらえるとうれしいですね」と話した。

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