編集記事

垂水区

垂水のいいね!エリア編 西舞子

2021年2月24日号掲載

〈第2回〉垂水区西舞子

垂水区西舞子は、南部の「旧西国街道」沿いにある「舞子漁港」から北部の「大歳山遺跡」など、歴史的で閑静な住宅地。

垂水区の各町を紹介する新シリーズの第2回目。今回はJR「舞子駅」・山陽電車「舞子公園駅」の西側に位置する「西舞子」を訪ねた。

『舞子』という優雅な名前の由来は諸説あり、代表的なものは、明石海峡の潮が舞い込む「廻い込浜」から転じて舞子の字となったという説。また、昔から浜には多くの松が茂っていて、その枝ぶりが女性の舞う姿に似ていることから付けられた説などもある。

本紙1月号では、西舞子南部にある「旧西国街道」沿いの「舞子漁港」や「舞子六神社」を紹介したので、今回は、山電「西舞子駅」より北側に向かった。

同駅の改札前の地下道を右に進んで地上に出ると、道沿いには住宅が並んでいる。地下からの階段を上がってすぐ、町のほぼ中心部を南北に結ぶ道を選んで北へ向かって行く。道沿いには、個人商店やスーパー、保育園や郵便局等が数多く点在している。


山電西舞子駅前

少し進むとやがて舞子小学校に着く。学校に沿ってさらに進み階段を登る。


大歳山遺跡への坂道と階段

それらの住宅に囲まれた細い道の奥にある階段を上ると「大歳山遺跡」に辿り着く。

大歳山遺跡

ここは、縄文時代前期の土器や弥生時代の住宅跡などが発見されたことで知られる。高台に設けられた公園の南側は開けており、眼下に西舞子の街並みと世界一の吊り橋である明石海峡大橋を見下ろす絶景が楽しめる。


大歳山遺跡からの眺め

その公園を出て住宅に挟まれた細い道を西にしばらく行くと「崇富出世龍王神社(たかとみしゅっせりゅうおうじんじゃ)」に着く。


崇富出世龍王神社

同神社は4〜5世紀頃この辺りを治めていた海人族が、竜巻や雷を鎮めるために龍王信仰で創建したという。地元の人たちからは、今も「潮もりさん」と親しみを込めて呼ばれている古社だ。

来た道を戻って山電「西舞子駅」に向かう。途中で、南に向かう別の道を選んだが、やはり多くの住宅に挟まれていて、15分ほど歩くと駅に着く。

『舞子』は古代から人が住むのに適した地であり、西舞子町内には遺跡や神社などが点在し、今でも歴史を感じさせるエリアである。

カテゴリー