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垂水区

垂水のいいね!人物編 難波デンタルクリニック 難波 謙介さん

2019年6月12日号掲載

難波デンタルクリニック 院長 難波 謙介さん

生まれ育った垂水で、 地域の健康を守っていきたい

学が丘にこの4月に開院したばかりの「難波デンタルクリニック」。清潔感ある白い壁にブルーの文字が印象的だ。地元の方はご存知かと思うが、難波歯科医院は、難波謙介先生の祖父の代から垂水で歯科医療を続け、地域の健康に貢献してきた。「これまでの経験を生かし新たな気持ちで地域の歯科医療に取り組みたい」という、院長に話を伺った。

難波先生は、岡山大学歯学部を卒業後、岡山大学医学部歯学部附属病院に入局。咬合・義歯を専門とする補綴科で、入れ歯やブリッジ、インプラントなどさまざまな治療の経験を積んだ。さらに、いくつかのクリニックに勤務したのち、この春に独立開業となった。小さい子どもから、学生、年配の方まで、幅広い世代の方が来院しているという。新しい院内は、木目のフローリングに白い壁が明るくナチュラルな雰囲気。トンネルみたいな入り口が楽しいキッズペースも完備。子ども連れでも安心して通うことができる。入り口から診療室まで完全バリアフリーで、ベビーカーでも車イスでもそのまま入れる。診療室はゆったりとした半個室で、緊張もほぐれそうだ。CTや滅菌室など設備にも力を入れている。

難波先生は、安心して治療を受けられるように、患者さんとのコミュニケーションを大切にしている。口腔内カメラを導入し、目で見てもわかりやすいようていねいに説明する。「ご自分の歯の状態やどんな治療をするのかわからないと不安ですよね。なので、目的や見通しがわかるよう話をします」。子ども向けにも説明用のアニメーションソフトでわかりやすく伝え、きちんと通院してもらうように促す。「患者さん一人ひとりのライフステージに合った治療を提案して、信頼関係を築き、長く診ていきたい」と、展望を語ってくださった。

歯の健康の秘訣を聞くと「やはり、毎日のお手入れが大切。それと、悪くなくても定期検診をお勧めします。定期的に来院される方は、当然ながら歯がきれいだし、年をとっても健康な歯が残っています。痛くなってからの受診はどうしても治療が長引いてしまい、患者さんの負担になります」とのこと。歯や口内に関することならなんでも相談に来てほしいという。やさしい笑顔の難波先生は話しやすく、気軽に相談できそうだ。

〈難波デンタルクリニック〉

所在地:垂水区学が丘4-10-28 (学が丘4丁目バス停より徒歩約1分)

駐車場・駐輪場完備  TEL: 784-4181

※診察時間など詳細はHPを参照   https://namba-dental.net

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